自主上映会「津波のあとの時間割」〜石巻・門脇小・ 1年の記録〜
(このイベントは終了しました。たくさんの皆様のご来場ありがとうございました。)
あの東日本大震災から1年8か月。時間の経過と共に、沿岸部と内陸部での被害に対しての温度差や思いに違いが生じ、仙台市内でも日常生活を送っていると「震災は過去のもの」になりつつあると実感する時があります。そして、被災者への風当たりが強くなってきたようにも感じます。援助を受けられた人と援助の対象にならない人。復興までは長い時間がかかります。そのためには、それぞれの立場の想いを知る機会が必要なのだと思います。
この「津波のあとの時間割」は、石巻市立門脇小学校の1年間を追ったドキュメンタリー映画です。小学3年生の総合学習「よみがえれ石巻」の授業では、津波被害があっても「津波を生かす」街づくりの自由な発想は、こどもの強さや底力を感じます。また、対照的に個別のインタビューでは「震災の傷」が深く長い時間がかかることが映像から伝わってきます。そして復興への道のりが、とても長く厳しい現実も露わに映し出されています。被災地では、いまだに先の見えない現実の中で、生活している事を知ってもらう事が、ひいては被災地支援が継続されることにつながると思います。
この苦境の中でも強く生きようとしている「希望のこども達」のためにも、息の長い支援が続くように願います。
日時 | 3 月10 日(日) 10:30 開場 11:00 開演 |
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会場 | のびすく泉中央ホール(泉中央駅から徒歩5 分) 大きな地図で見る |
定員 | 120 名 |
料金 | 無料(要事前予約) |
託児 | 10名(託児は定員となりましたので受付を終了しました) |
託児料金 | 1,400円(10:45〜13:45) |
*未就学児は親子ルームでの鑑賞のみ可(定員10 組) | |
内容 | あの日壊滅的な打撃を受けた石巻市立門脇小学校。4月に高台にある門脇中学校の一画に間借りして新学期を迎える。そこには震災と向き合うこどもたちの姿が。3年生の授業「よみがえれ石巻」では、自分たちが住んでいた町をどんなふうに創りかえるか?新たな災害に備えるにはどうすればいいか?こどもたちの奔放なアイディアあふれる授業は3学期まで続いた。この映画は、教室と地域、こどもとおとなの再生の日々を、石巻の四季とともに織り上げた作品である。 |
申込方法 | 下記問合せ先に、氏名、住所、電話番号、人数と共にお申し込みください。託児・親子ルーム使用希望の方は、お子さんの年齢と、その旨を明記。こちらからの返信を持ちまして、申し込み完了とさせていただきます。 |
問合せ先 | mamafuasendaiinfo@yahoo.co.jp |
*応募者多数の場合は先着順になります。 *託児・親子ルーム使用も先着順になります。 *親子ルームには男性は入室できません。 *かけこみ受付、当日券の有無は3月9日夕方にままふあ会のブログにて発表いたします。 |
【津波のあとの時間割公式サイト】 映画「宮城からの報告〜こども・学校・地域〜」製作委員会