かぞくのかたち〜福島を離れて、みつめたもの〜
神野さん一家の場合
福島と山形、バラバラになった家族のかたち。
現状と想いを、短い言葉を添えて伝える写真展です。
(このイベントは終了しました。皆様のご来場ありがとうございました。)
震災当時福島県福島市に住んでいた神野さんは、周囲の協力のもと、放射性物質から逃れるために西日本・関東を転々とし、山形県山形市に義母と当時3ヶ月の息子と3人で、自主避難生活を始めました。仕事のために夫は福島市に残り、家族が揃うのは週末だけ。震災前福島市に購入した自宅は賃貸に出し、福島と山形での二重生活。夫は成長著しい息子の変化を電話でしか知ることができず、神野さんも福島で家族全員揃って暮らしたいけれどかなわない。そんな中すくすくと育つ息子の山形での生活を、写真と文章で伝えます。
幼子の愛くるしいカットと神野さんのつぶやきのような散文詩が、この家族のドラマを語ります。女性のしなやかさが魅力の作品です。
福島の現状と、母子避難の現実、ニュースでは伝えられることが少なくなった、でも忘れないでいて欲しい、知ってほしいことがぎゅっと詰まっています。
入場無料
【神野彩佳(じんの あやか)】
1984 年生まれ、主婦。福島県福島市で生まれ育ち、同市出身の夫と結婚し、同市に自宅を購入。2010 年12 月に長男・晴喜くんを出産。
2011 年3 月11 日の東日本大震災で起こった東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質から逃れるために3ヵ月の息子とともに東京・愛知へ避難。
同年4月末、義母と息子と共に山形県山形市で避難指示区域外からの自主避難生活を始める。夫は仕事のため福島に残り、自宅は賃貸に。
住宅ローンを残したまま福島と山形での二重生活を送っている。
現在、山形市でNPOりとる福島避難者支援ネットワークを立ち上げ、理事として活躍中。

「家族のかたち〜福島を離れて、みつめたもの〜」
子育て中のパパ、ママに見てもらいたく、子育てふれあいプラザ のびすく仙台・宮城野の2館にての開催です。【子育てふれあいプラザ のびすく仙台】 2013 2/21 - 2/28(終了)、4/2 - 4/14(終了) 仙台市青葉区中央2丁目10-24 仙台市ガス局ショールーム3階 開館時間:9:30〜17:00 休館日:3/25、4/8、15 |
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【子育てふれあいプラザ のびすく宮城野】 2013 3/2 - 3/7(終了) 仙台市宮城野区五輪2丁目12-70 仙台市原町児童館内(宮城野区文化センター等複合施設1階) 開館時間:9:00〜18:00(土曜日は17:00 まで) 休館日:3/3 |
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【子育てふれあいプラザ のびすく泉中央】 2013 3/10(終了) 仙台市泉区泉中央1丁目8-6 仙台市泉図書館4階 のびすく泉中央ホール *映画「津波のあとの時間割」上映会開催時間中に、会場ホール入口前にて展示します。上映中でもご覧いただけますのでお気軽にお越しください。 |
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「今の私たちをみてください〜福島への想い〜」
神野さんの作品に加え、「福島に残る」選択をした子育て中の4人の作品を展示いたします。3.11を意識した作品ではありませんが、別の角度から見た福島もごらんください。
【仙台市中央市民センター】 2013 3/13 - 3/24(終了) 仙台市宮城野区榴岡4丁目1-8 開館時間:9:00〜16:30(開催時間が変更になりました) 休館日:3/18、25 |
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【エル・パーク仙台】 2013 3/27 - 3/31(終了) 仙台市青葉区一番町4丁目11-1 141 ビル(仙台三越定禅寺通り館)5階 開館時間:9:00〜21:30 休館日:開催期間はありません。 *3/31 は17:00 まで |
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